-変形性股関節症・股関節痛 | 品川大崎 鍼灸マッサージ整体 手ごころ治療室
変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。
股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方、日常生活では足の爪切りがやりにくい、靴下が履きにくい、和式トイレ使用や正座が困難になります。
また、長時間立ちっぱなしや歩いたりすることが辛くなりますので、台所仕事などの主婦労働に支障を来たします。
そして、階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。
変形性股関節症には原因疾患が明らかでない一次性股関節症と、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全など、他の疾患に続発する二次性股関節症があります。
変形性股関節症の多くは臼蓋形成不全が原因で発症します。
股関節には、臼蓋という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるように構成されています。
この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのが臼蓋形成不全です。
臼蓋形成不全は臼蓋の形成が不完全なために、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。
その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまうのです。
自分が臼蓋形成不全であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いです。
筋肉や関節の動きの評価を行い、筋肉、筋膜、関節の動きを整えてから、悪い体の使い方を変えていくエクササイズを行い、患部にストレスのかからない体づくりをしていきます。