-膝の痛み(変形性膝関節痛) | 品川大崎 鍼灸マッサージ整体 手ごころ治療室
変形性膝関節症は、関節軟骨の変性を基盤とした膝の代表的な疾患です。
初期は膝関節のこわばる感じや座位を続けた後の立ち上がり動作や歩き初めの痛みを訴えることが多いです。
いったん歩き始めると痛みが軽減し、長時間歩いていると再び痛みが増強する場合もあります。
症状は膝関節の内側に痛みを感じますが、膝蓋骨(膝のお皿)周囲や、膝裏にも痛みを感じることもあります。
進行すると、膝を完全に伸ばせなくなったりO脚変形が生じ、歩行時や階段昇降時にも持続的に痛みが出たり正座ができなくなる場合もあります。
主な原因は、肥満、姿勢、筋力低下などがあります。
当院では、歩き方や姿勢に着目しています。
猫背など、姿勢が前傾にることで膝への負担が増えます。
また、日本人に多いO脚は膝の内側に体重がかかることが増えるため、膝の内側の軟骨や半月板の変形の原因になります。
当院では、筋肉や関節の動きの評価を行い、筋肉、筋膜、関節の動きを整えてから、悪い体の使い方を変えていくエクササイズを行い、患部にストレスのかからない体づくりをしていきます。
また、慢性期には、大腿四頭筋訓練により、太ももの筋力を増やし、膝への負担を軽減させていきます。
そして、膝周囲の組織に対して短刺を用いて鍼治療を行い、組織の循環を高めます。