筋膜鍼は、臨床で結果を追求することで生まれたテクニックです。
肩こり、腰痛、膝痛などの運動器疾患を得意とし、現代の鍼灸治療院にマッチした即効性と患者さんから信頼される効果を出せる鍼理論と技術です。
解剖学と運動学をベースに筋・筋膜自体に直接刺激することで、手技ではまかないきれない深いところまで治療できます。
レンジ(刺鍼の深さ)という考え方を用いて
「①レンジ1:筋膜周辺 ②レンジ2:筋膜を貫いた後のコリにあてる ③レンジ3:最終的に骨膜にあてる」
コリを把握し、刺鍼を行います。
深刺しをすることで骨膜周辺を刺激することができ、深い靱帯組織、関節組織、軟部組織を刺激することができます。
また、指では届かない部分までアプローチでき、実際のコリの部分や「裏筋膜」まで治療することができます。
端的に言えば患者さんのニーズにすぐに対応でき、なおかつ解剖学と運動学をベースに筋・筋膜自体に鍼で直接刺激するからです。
その刺激は手技ではまかないきれない深いところまで刺激できます。
筋膜鍼では、「レンジ」という考え方が1つのポイントとなります。
レンジとは刺鍼の深さを表していますが、大まかに3つのレンジがあります。
最初のレンジ(深さ)が筋膜周辺であり、非常に重要な部分です。
筋膜を貫いた後のコリにあてるところがレンジ2で、最終的に骨膜にあてるところがレンジ3となります。
筋膜鍼はこのレンジの使い分けによって、それぞれの患者さん、または問題部位を改善させて行きます。
鍼を刺鍼する場所は大まかに決まっています。
しかし、少しずれれば効果がでないことが多くなります。
当院では、局所やトリガーポイントをメインに置鍼します。